2023
02.02

「次に繋がるエネルギーをもらえたから、このエネルギーを使い切りたい!」(Chancedチーム)

ショートレポート, レポート

2022年11月20日 名古屋・エシカルツキイチマルシェに出店したChanced。

一人ひとりの感想の中で一番多かったのは「純粋に楽しかった!」と対面で販売できた達成感。

協働メンバーの佐藤さんのアドバイスによって、商品のPOPを手書きにして持ち寄ったことも会話に繋がった。

Chancedのロゴが目を引き、地域のマルシェのため様々な年代の方々がお店に立ち寄ってくれた。

お客さんが興味を持って質問して下さったり、それぞれが積極的に声掛けをしていったが
「私たちは高校生だし、バラバラな場所から集まっているし、ワガママSDGsの説明も分かりづらい。分かりにくいからこそ頑張ったよね」と振り返る。

Chancedは、やりながら工夫や改善していくスピードが早く臨機応変さが光るチームだ。

後日、oVice(アバターを使うバーチャルオフィス)での会議では

「”福祉福祉しない売り方”を目指したが、伝えたいメッセージも埋もれてしまった」
「”若い世代に障がい者の方が作ったものを『可愛い』から手に取ってもらい、知って欲しい”と言う目標は、マルシェに高校生が少なく達成できなかった」

と反省点も上がった。

議題は「次回開催するには、どこで、いつするのか」。

あきるは、12月に名古屋の街中にあるショッピングセンターで無人でも出せるポップアップに誘われたと、新たな候補地を提示する。

「何日店番出来るかな?」
「利益はどれくらいだろう?」
「分かりやすいパンフレットを置いてもいいね!でも納期は近いね・・」
と話しながら

「あれ、元々何を大事にしてこの企画をしてるんだっけ?」と立ち返る。

「お客さんの声や反応を大事にしたいし、やっぱり無人はイヤかもね」
「それまでやりとりしてきた、丁寧にことをせっかく丁寧にやってきたことができひんのじゃないかなと不安」
「テストがあって、年超えるとどれだけ会議に参加出来るか分からない」

と、それぞれの理想と現実と、仲間との時間の調整で悶々とした空気がアバターから渦まいてみえた。

「年末年始とか上手く時間つかったら出来るかも!」
「12月の最終発表に向けてパンフレットでどんな内容を伝えたいか、中身が大事だよね」と切り替える、しょーちゃん。

「実際にやってみて、次に繋がるエネルギーをもらえるような機会だったから、このエネルギーを使い切りたい!」と意気込む、やぎ。

みんなの予定や考えなどを聴きバランスをとる、あきる。

延長戦(2回目の出店)とパンフレット作成の提案は、果たして審査員に伝わるプレゼンができるのか。

約2時間のバーチャル会議は前向きな合意が取れて、解散した。

(ワガママSDGs事務局・橋本)

11/20に出店したポップアップの様子が、エシカルマルシェに継続的に出店しているウェルジョブなごやの支援活動の一環として地方放送局で紹介。