2022
05.27

「違和感がある」ってことは「自分がある」ってことだから。
プログラム第1 回目ショートレポート

ショートレポート

いよいよプログラムが開始しました。第一回目はオンラインプログラム。まずはリベルタ学舎代表湯川カナから「これからの社会について」。

「これからの時代、個が大事。どうやって大事にしたらいいのって?センサーとしての違和感を磨くこと。違和感がある、ってことって自分がある、ってことだから。自分が間違ってるかな?と思いがちだけど、その違和感の奥に自分だけのセンサーがあるはず」と湯川。みんなどんな違和感がある?との問いかけに

「男子は筋肉があるからがんばれ、と先輩に言われたこと」

「学校に遅れないよう努力すること」

「陽キャと陰キャを勝手に決められること」

「先生が男女でペアを組ませる

中高生からは日常で感じるたくさんの違和感が。

「こういったことを感じ続けること、自分を押し殺さないこと。社会を助けるっていうのも素敵、でもまず自分自身を大切に。これからの社会、わからないからこそ、自分自身の人生を生きて、より幸せになる。その第一歩をみんなと踏み出せたら」。

これからプログラムを一緒に過ごしていく仲間として、自己紹介も。演出家・劇作家の中谷和代さんと、演劇制作者・俳優の渡邉裕史さんによる、コミュニケーションデザインの時間。
まずは3 秒自己紹介。自己紹介ってなかなかハードルが高い。でも3 秒って言われたら、とっさの一言にたくさんの接点が生まれます。

そして「~といえば?」ゲーム。「『かわいいもの』といえば?」のお題にみんなが探してきたものは、ぬいぐるみから鉛筆まで。「『かわいい』って一言でいっても人によって全然違う。コミュニケーションってうまい・へた、とか、正解・不正解で考えてしまうこともあるけれど、違う角度でものごとを見てみようということが今日は体験してもらえたら」と中谷さん。

違和感について考える。
違いを楽しむ。
そんな初回となりました。

(ワガママSDGs 事務局 ・桂)