2022
05.27

「みんなが使える」の「みんな」とは?
~免許がない私たちの雨天用MaaS (Mobility as a Service) 開発~

Project2021

「天気に関係なく気軽に街を移動したい!」3人の中高生による、「WE:BIKE」プロジェクト。「雨の日の移動が嫌」と「みんなが使える乗り物」というワガママからスタートして、「シルバーカーに雨よけの屋根をつけて、自分たちが乗りたくなるようにかわいく改造する」という彼女たち3人ならではの発想が生まれました。
実験走行では、神戸市の協力も得て、公道で実際に走行しながら屋根つきシルバーカーの乗り心地を確かめたり、市が運用しているシェアサイクル「コベリン」に雨よけの屋根をつけてみたりと、行政も巻き込んでのプロジェクトに発展。

「みんな」というのは「どこかにいる誰か」ではなく、まず「私たち自身」。自分たちが使いたいものやサービスを考えることが、いろんな人にとって使いやすいものになる。自分たちのワガママにとことん向き合ったからこそ、周りを巻き込むプロジェクトになりました。