2022
10.07

“自分を知らなかった”ことを知った。【ワガママSDGs京都 STEP1 レポート/ -DAY1-】

レポート

この日の会場は大正時代の古いビルの中にある「インパクトハブ京都」。
木で囲まれた温かな空間です。

中高生6名と始まるワガママSDGs京都2022。ワガママという自分事から始まる課題を考える「STEP1」、それを実践してみる「STEP2」に分かれる京都プログラム。
2022年8月21日、STEP1の4日間がはじまりました。

緊張の面持ちのまま自己紹介から始まったDAY1。
「そこらへん歩いてても疑問に思うことがめっちゃ多くて、そういうのが自分に合ってると思って」
「まだ明確にやりたいことはない。でも他の人の話を聞いて出てきたらいいなと」
「“ワガママ”も“SDGs”も大人が勝手に定義しているけど、みんながどう受け止めているかを知りたい」
など参加の理由はそれぞれ。

「本気で社会を変えてみてほしい。だけど、自分たちだけでは不安だと思う。だからこそ地域の人たちと一緒にやっていこう」とコーディネーター木下。
この日は対話についてのレクチャーやSDGsのカードゲーム、そしてBeの肩書きワークショップやユーダイモニア・インタビューを体験。

「肩書っていう言葉自体を知らない」という学生もいましたが、世間でいう”DOの肩書き”だけでなく“Beの肩書”=自分は本来どんな人間なのか、を考えたり、これをしている自分が好き、こんな時間があったらいいな、という自分にとっての幸福(ユーダイモニア)を考える。
自分自身の意外な一面を発見したり、自分自身を知らなかったことに気がつく中高生たち。

「自分のことを考えることが普段なかったことを改めて認識した」
「このメンバーで仲良くなれてよかった!」
「ゲームで体験したこと、環境についての課題はお金と時間がかかっても進まない・・・この世界と同じかも」
「自分の思っていることと違うことを人がいってくれて自信にもつながった」
など感想はそれぞれ。
DAY1が終わる頃にはリラックスした表情の高校生たちでした。

(ワガママSDGs事務局 桂)